• 検索結果がありません。

第4次総合計画 | 静岡県河津町役場

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "第4次総合計画 | 静岡県河津町役場"

Copied!
19
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1

総 合 計 画 策 定に

あたって

第1章 計画策定の目的

第2章 計画の構成と期間

第3章 河津町のすがた

(2)

 本町においては、平成13(2001)年3月に、平成22(2010)年度を目標年度とする「河津町第 3次総合計画」を策定しました。

 この計画では、『自然が映える ほっとなまち 河津』を将来像とし、「自然美あふれる暮 らしやすいまち」「多くの人が集まる魅力と活力あるまち」「みんなが生き生きと活躍できる ぬくもりのまち」を基本方針に、各分野で様々な施策を進めてきました。

 この間、人口減少社会と少子高齢化の一層の進行と、都市部への人口の流出、地方分権 改革の進展、環境保全を含めた資源循環型社会への転換、アジアを中心とした海外をも含 む交流の活発化、米国の金融問題を発端とした全世界的な不況の波の影響など、わが国と 自治体を取り巻く環境は刻々と変化しています。

 このような状況の中、行政が主体となって取り組んできた従来の行政運営だけでは限界が あり、町民と行政の役割分担のあり方を見直し、町民と行政が一体となってまちづくりを進 めていくことが重要となっています。

 そのため本計画は、本町が関わる社会経済や行政運営における様々な課題を明確にする とともに、これまでのまちづくりに対する評価、今後のまちづくりに対する町民の考えを踏 まえ策定するもので、町民と行政の共通の目標となるものです。

 さらに、国、県、広域圏などの計画に対しても、本町の基本姿勢を示し、町の主体的・ 積極的な対応を可能とするものです。

(3)

 第4次総合計画は、「基本構想」「基本計画」「実施計画」で構成されています。

 基本構想は、将来の河津町の発展方向を展望し、激動期を迎えた新たな時代の将来像を 描き、その実現のために推進すべき基本的方向を示したものです。

 基本計画は、基本構想で定められた基本的方向に従って、具体的に実現を図っていくため、 各部門の基本的課題や目標、施策を総合的・体系的に定めたものです。

 実施計画は、基本計画で定められた施策をより具体化するための計画として、毎年度の 予算と連動して計画されるものです。計画期間を3年とし、毎年見直し改定ができるローリ ング方式をとるものとします。

2

計画の構成と期間

基本構想 平成23〜32(2011〜2020)年度

基本計画 平成23〜32(2011〜2020)年度

実施計画 平成23〜25(2011〜2013)年度

平成

23年度 24年度平成 25年度平成 26年度平成 27年度平成 28年度平成 29年度平成 30年度平成 31年度平成 32年度平成

基本構想 23年度〜32年度

基本計画 23年度〜32年度

実施計画 23年度〜25年度

(4)

1 位置と地勢

  本町は、東西に13.7km、南北に14.7kmの距離と100.79k㎡の面積を有する町で、伊豆  半島の南端に近い東海岸沿いに位置しています。南東方向は相模灘に面し、東は東伊豆町、  南は下田市に、また、北は天城峠を経て伊豆市、西は天城の国有林を境に西海岸側の松  崎町、西伊豆町と接しています。

  町域は、総面積の83%を山林・原野が占めていて、北側には標高800mを超す天城山  系が連なっています。町の中央を北西から南東に流れる河津川の流域には平野部が広がり、  海に向かって開けた地勢となっています。特に、川の上流には、寄生火山から流出した溶  岩が各所にみられ、大滝など数多くの滝をつくりだしているほか、温泉も豊富に湧き出し  ており、観光資源として活用されています。

  また、海岸部も白砂青松の今井浜海岸や河津浜海岸、菖蒲沢から縄地に代表されるリ  アス式海岸など自然豊かな海岸美を誇り、海と山の織りなす素晴らしい自然景観が本町  の特徴となっています。

  また、本町は温暖な気候に恵まれ、海岸線の多くは無霜地帯で、降水量も比較的多い  温暖多雨な海洋性気候となっており、本町の自然条件を一層引き立たせています。

2 町の歴史

  本町の歴史は古く、数多く発掘される遺跡により縄文時代から人々が住んでおり、平  城京跡から出土した木簡に「かわづ」の地名が記されていました。

  江戸時代のはじめには、現在の河津町の姿に近づき、河津三千石といわれた上郷8ヶ村・  下郷8ヶ村が幕府の直轄領となり、天城一帯から江戸へ向けて木材・木炭・わさびなど  を送り出していました。

  明治時代に移ると、当初韮山県、その後足柄県、明治9(1876)年には静岡県に 所属し、明治22(1889)年の町村制施行により、湯ヶ野・下佐ヶ野・川津筏場・大 鍋・小鍋・梨本の6ヶ村が合併して上河津村に、見高、浜、谷津、笹原、田中、沢 田、峰、逆川、縄地の9ヶ村が合併して下河津村となり、昭和の大合併の昭和33(1958)

(5)

22 年※

22

21

20

19

18

17

16

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

63

62

61

60

59

58

57

56

55

54

53

52

51

50

49

48

47

46

45

 年に上河津村と下河津村が合併して、現在の河津町が誕生しました。

  大正時代には、本格的な温泉の掘削が始まり、大正から昭和にかけ多くの文学者が河  津を訪れ、川端康成の「伊豆の踊子」など様々な文学作品が誕生しました。

  昭和36(1961)年には公共交通である鉄道(伊豆急行)の開通、昭和42(1967)年には海  岸線沿いの国道135号、昭和45(1970)年には三島と下田を結ぶ天城新道が開通、昭和56  (1981)年には東日本初の二重ループ橋(河津七滝ループ橋)が完成し、生活道路としての  役割と同時に産業・観光道路としての役割を果たすようになり、このような交通網の発達  とともに、第1次産業中心から観光を柱とする第3次産業中心の町へと変貌していきました。

3 人口と世帯数

  本町の人口は、住民基本台帳によると平成22年10月1日現在8,169人となっています。河  津町が誕生した昭和33年から昭和40年頃までは一万人を超えていましたが、昭和45年頃  には一万人を割り、以降、減少傾向が続いています。

  世帯数は、人口の減少にもかかわらず核家族化が進行しているため、年々増加し平成  22年10月1日現在3,311世帯、一世帯当たりの人員は2.47人になっています。

(6)

9,642

9,770

9,509

9,307

9,118

9,036

8,705

8,303

17

12

7

2

60

55

50

45

  また、国勢調査結果をみると、住民基本台帳結果と同様な傾向にあるものの、人口、  世帯数ともに下回る状況となっています。

  年齢階層別の人口割合をみると、0~ 14歳の年少人口及び15 ~ 64歳の生産年齢人口  は年々減少する一方、65歳以上の老年人口は大幅に増加し、おおむね3人に1人が高齢者  という超高齢社会となっています。 

(7)

  昭和45年の総人口を基準とした年齢階層別人口の推移をみると、年少人口、生産年齢  人口とも減少傾向にあります。一方、老年人口は年々増加し、平成12年には昭和45年の2  倍を超え、少子高齢化が一層進んでいます。

(8)

5,238

4,935

4,796

4,879

4,819

4,993

4,582

4,272 4 産業

  本町の産業別就業人口は、国勢調査によると平成7年を除き毎回減少で推移し、平   成17年現在、就業者総数は4,272人、第1次産業629人(14.7% )、第2次産業600人(14.0% )、  第3次産業3,043人(71.2% )となっています。

  後継者不足や従業者の高齢化など深刻な問題をもつ第1次産業は年々減少し続けていま  す。食品工業や木工業などの第2次産業は、昭和55年以降平成7年に一時的に増加するも  のの同様に減少傾向で推移しています。

  一方、観光・サービス業などの第3次産業はこれまで増加で推移してきましたが、平成7  年をピークに減少に転じています。

■ 産業別就業人口の推移

(9)

8

6

1

2

116 4 80 206

54 54

463

262 23 38

22 50

88

( )

5 町外とのつながり  ① 通勤・通学

  国勢調査によると、本町の就業者の周辺市町村への流出率は近年ほぼ横ばいで推移し、  平成17年においては流入が737人、流出が1,484人となっています。通勤の主な流出先は東  伊豆町、下田市、伊東市で、流出の86%を占めています。また、通学においてもほとんど  が下田市と東伊豆町となり、流出の90%を占めています。

■ 通勤・通学の流出入人口の推移

■ 通勤・通学の状況

(10)

2,092.4

1,741.2 1,757.9 1,842.8 1,835.9 1,623.5 1,644.5  ② 交流人口

  町内の宿泊客と観光レクリエーション客による観光交流客の状況をみると、平成15年度  から16年度にかけ急減しその後若干持ち直したものの、平成18年度以降再び減少し、平  成21年度の観光交流客は、約164万人となっています。

(11)

住みよい 20.1%

ま ま 住みよい

46.3% ちらと

ない 18.6% やや住みにくい

8.6%

とて 住みにくい 3.9%

らない 0.7%

538 無回答

1.9%

3.5 4.3

5.4 9.9

18.0 19.9

23.0

55.0

自分の家や土地など財産があるから 住みなれた土地で愛着があるから 親の家や土地など財産を相続しなければならないから 自然環境(山・川など)がよいから 親または子どもと生活したいから 通勤・通学に便利だから 住んでる人の人情や気風がよいから よそへ移っても、今より良い生活にはなりそうにないから

538

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

1 河津町の住みやすさ・住みにくさについて  ① 住みよさについて

  河津町は「住みよい」と感じている人が多くいました。 ■ 問1 河津町の住みよさ

 ② 河津町に住んでいたい理由

   多くの人が「自分の家や土地など財産があるから」を挙げ、その他「住みなれた土地で   愛着があるから」や「親の家や土地など財産を相続しなければならないから」などを理由   としています。

■ 問3 町に住んでいる理由

4

町民の生活感覚と期待する町の将来像

調 査 対 象   2 0 歳 以 上 の 河 津 町 民 1 , 2 0 0 人   うち 有 効 回 収 数   5 3 8( 4 4 . 8 % ) 回 答 者 の 年 代 別 の 割 合

2 0 代 7 . 6 % 、 3 0 代 1 9 . 1% 、 4 0 代 2 0 . 6 % 、 5 0 代 1 3 . 2 % 、 6 0 代 2 5 . 5 % 、 7 0 代 1 1 . 2 % 、 無 回 答 2 . 8 %

(12)

1.0

19.4 0.0

1.0 1.9

2.9 2.9 2.9 2.9 2.9 3.9

4.9 5.8 5.8 5.8

9.7

15.5

22.3 24.3

36.9

買い物など日常生活が不便だから

この地域の発展に希望がもてないから

働く場所がないから

他地域の方が魅力的だから

将来への漠然とした不安から

地震や水害など災害にあう恐れがあるから

通勤・通学が不便だから

教育・体育・文化施設が少ないから

子どもの教育のために

地域の人達と交流する機会が少ないから

自分の家の土地などの財産がないから

生活が苦しいから

道路・下水道など町の基盤整備が遅れているから

近所の人とうまくいかないから

託児所など子どもを預けるところが少ないから

親または子どもと生活したいから

騒音・悪臭など生活環境が悪いから

地形など自然環境が悪いから

その他

無回答

103

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40%

538

と住んで いたい 56.1% 別に

ていない 21.4%

河津町 ら たい 13.6%

町 の 地 に住みたい

5.6%

無回答 3.3%

 ③ 居住意識と移り住みたい理由

  今後町への居住意向は、過半数の人が「ずっと住んでいたい」と思っていますが、移り  住みたい人の主な理由は、「買い物など日常生活が不便だから」や「この地域の発展に希  望がもてないから」などとなっています。

■ 問4 今後の居住意向

(13)

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40%

538

3.2 0.4

2.8 2.6

4.1 5.6 5.6 5.8

7.2 8.0

11.0 13.4

16.5 16.7

24.9 25.1

33.1

子ども、高齢者、障がい者などが 豊かに暮らせる福祉の町 生活環境に恵まれた住みよい町 山、海、緑に囲まれた自然豊かな町 災害などに強く安心して暮らせる町 地域資源を活かした特色のある観光の町 商業活動が活発なにぎわいのある町 交通網が発達した利便性の高い町 人間関係が豊かなふれあいのある町 農林漁業を中心とした自然豊かな町 地域の歴史や文化を大切にした趣のある町 レクリエーション、スポーツが楽しめるリゾートの町 花を活かしたうるおいのある町 豊かな心と創造性あふれる教育、文化の町 工業が盛んな活力ある町 その他 現在のままでよい 無回答

2 町の将来について

  町の将来について「子ども、高齢者、障がい者などが豊かに暮らせる福祉の町」を最も  望んでいます。また、「生活環境に恵まれた住みよい町」や「山、海、緑に囲まれた自然豊  かな町」についても多くの人が望んでいます。

(14)

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

          52.8        35.5 21.7 19.0 15.6 14.3 13.8       13.4 13.2 12.6 12.3 11.7 11.5 10.6 10.2 9.5 9.1 8.0 7.6 7.6 7.4 7.2 6.5 6.1 5.9 4.8 4.6 4.6 4.5 4.5 4.5 4.3 3.9 3.7 3.5 3.2 3.0 2.8 2.6 2.4 2.4 2.4 2.4 1.9 2.4 3.2 地域医療の充実 高齢社会への対応 自然環境の保全対策 道路網の充実 地域福祉の充実 温泉を活かしたまちづくり 学校教育の充実 郷土景観の保護・育成 防災対策 低所得者福祉の充実 商業の振興 適正な土地利用の推進 個性ある観光拠点の整備 公園・緑地の整備 消防・救急対策 各産業と観光の連携 下水道の整備 国民健康保険の充実 農林漁業の振興 花を活かしたまちづくり 幼児教育の充実 児童・母子(父子)福祉の充実 青少年の健全な育成 障がい児者福祉の充実 公共輸送の確保 まちづくりへの住民参加の推進 情報化社会への対応 健康管理の充実 スポーツ・レクリエーションの充実 生涯学習の充実 観光振興のためのソフト対策 工業の振興 し尿処理対策 交通安全対策 良好な市街地の形成(区画整理等)

広域行政の充実 ごみ処理対策 治水・治山対策 コミュニティの育成 住宅対策 上水道の整備 地域文化の振興 国内・国際交流の推進 公害防止対策 その他 無回答

538

3 今後特に力を入れるべき施策について

  今後特に力を入れる施策として「地域医療の充実」を多くの人が挙げ、これに続き「高  齢社会への対応」、「自然環境の保全対策」や「道路網の充実」などが挙げられています。

(15)

  わが国の社会経済環境の変化は、政治の変化と相まって激変していくことが予想されて  います。

  本町においても、それらの変化に的確に対応していくことが必要となっており、本計画  の策定にあたっては、社会の潮流とまちづくりの課題を踏まえて立案することとします。

1 人口減少と少子高齢化の進行

  わが国の人口は戦後一貫して増加してきましたが、平成16年をピークに総人口が減少に  転じるとともに、少子高齢化が一層進展しています。

  本町においても昭和45年頃には一万人を割り、以降、減少傾向が続いています。   また、年少人口(0 ~ 14歳)の減少、若者が大学等の高等教育や就業の場を求めて町外  へ流出していく傾向がみられます。特に、生産年齢人口(15 ~ 64歳)の減少は、地域経済  をはじめ、福祉・医療など町民生活全般に及ぼす影響は大きく、それらへの対応が必要  となっています。

2 地方分権の進展

  平成12年4月に地方分権一括法が施行され、地方分権が進み、市町村へ事務や権限が  積極的に委譲される中、地域のことは地域が自立し自ら責任をもって進めていくことがよ  り一層重要になります。

  本町においても、町民のニーズに合ったきめ細やかな行政サービスを提供するとともに、  財政状況が一段と厳しさを増してきている状況をふまえ、今後は、地域における子育てや  高齢者への支援、地場産業の振興、防災や防犯活動など行政と町民が連携・協働しなが  ら進めていく必要があります。

(16)

 透してきています。

  こうした情報化や技術の進歩は、産業の高度化を促進するとともに、医療、福祉、  教育、消費など生活の様々な分野に、ますます大きな変化を与えるものであり、積極的な  活用が求められます。

  また、町民の利便性の向上、産業の振興、町外との活発な交流を図り地域ブランドを  発信するために、その基盤となる情報通信ネットワークの確立が求められています。

4 国際化と交流の進展

  世界経済のグローバル化や多様化が進む中で、交通や情報通信技術の進歩などに併せ、  経済・文化・科学・技術など様々な分野で人・物・金・情報などあらゆる面で国境を越  えた交流が進展しています。

  近年、アジアを中心とした地域が、世界の成長センターとして、世界経済の原動力とな  りつつあります。国際社会や経済の動向が、直接国内産業や国民生活に影響を与えるため、  これからは、中国やインドなどアジア諸国との結びつきが一層緊密になってきています。   本町においても、国際化の流れに対応した観光業と地場産業の活性化をさらに推進す  る必要があります。

5 持続可能な循環型社会の形成

  地球を取り巻く環境問題がますます深刻化し、世界的に地球温暖化など環境を改善す  るための取り組みが行われています。

  本町においても、限りある資源を有効に利用する意味でも循環型社会の構築をめざすと  ともに、自然との共生を図りながら次代に引き継いでいくことが求められます。

6 生涯を通じた健康と学びへの対応

  心の豊かさや生涯学び続けることによる自己実現への関心が高まっている中で、学校教  育をはじめ、世代を問わず芸術・文化やスポーツなどに対する要望が一層高まりをみせて  きています。

(17)

  本町においても、次代を担う健全な子どもを育成し、町民が生涯を通じて文化やスポー  ツに親しみ、ともに学ぶことができる環境を整えるためにも、文化やスポーツなどに関す  る施設や機会の充実、体制づくりが求められています。

7 安全・安心な暮らしへの対応

  世界的に予期せぬ事態となる地震や風水害が多発しています。

  これら防災・防犯に対する町民の意識高揚と安全で安心して住めるまちづくりのため、  町民と行政が一体となり対応していく必要があります。

8 観光業の活性化と働く場の確保

  平成20(2008)年のリーマンショックを端に世界経済が低迷し、その影響を受け様々な企  業において希望退職を募り、新規採用を削減し、非正規雇用者が増加するなど雇用情勢  が悪化しています。また、消費活動が消極的になってきています。

  この様な状況に対応していくため、本町は観光業の活性化をさらに推進し、異業種が  連携した新たな地域産業を創出するとともに、町に相応しい企業の誘致を図るなど、働  く場を確保するために産業の振興を進める必要があります。

9 地域間連携の必要性

  本町は、地形的制約などから、町内の各地域間や近隣市町とを結ぶ道路網が不十分です。  また、観光シーズンや休日には、国道を中心に交通渋滞が生じており、町民の日常生活  にも大きな影響を及ぼしています。

(18)

  本計画における町の重要課題については、社会経済指標を参考にしつつ、町民へのアン  ケート調査結果、地区懇談会等からの町民ニーズを把握した結果から、次のようにまとめ  られます。

1 安全・安心な住み良いまちづくり

○本町の人口は、住民基本台帳によると平成12年の8,869人から平成22年の8,169人と7.9%  の減で、年間70.0人の減少となっています(平成22年10月1日現在)。年齢別人口構成は、  高齢化が進んでいて高齢化率は33.5%の超高齢社会となっています。老年人口は増え続け  る一方、年少人口と生産年齢人口が減少していきます。

○このような現状から、人口の減少を食い止めることが大きな課題となります。そのため   の対策としては、雇用の場の確保を進めるとともに、安心して子育てできる環境づくり、  高齢者福祉の充実など、安全・安心な住み良いまちづくりを行うことが優先課題となります。 ○また、雇用の場の確保のためには、小さくても企業を誘致して、若い人々の働ける場を  確保することが必要であり、早急に施設、企業の誘致を進めるとともに、第1次、2次、3  次産業と連携した産業振興で町の活性化を図ることが課題となります。

○まちづくりは人づくりが基本となります。そのため、教育、産業振興など後継者育成に取  り組むことが必要です。また、企業誘致により町内を循環する消費経済の流れを円滑化し、  道路整備等を推進するなど産業経済の活発な促進策が必要です。

2 町の魅力づくりと地域経済の活性化

○町の観光による交流客数の推移をみると、平成20年度は1,623,517人、平成21年度は 1,644,518人で1.3%程度増加しました。うち宿泊客数は231,058人、観光レクリエーション 客数1,413,460人となっています。しかし、平成15年度の交流客数は200万人を超えていま した。また、河津桜まつりに限ると、平成20年度の1,024,406人から平成21年度の1,006,996 人と約2%減少しました。

(19)

活動人口 の増加

まちの魅力を

○町を活性化し、地域経済を活性化するためには、観光が大きい影響を与える主産業であ  ると位置づけることができます。なぜなら観光は、地域経済のあらゆる領域にわたりその  発展に寄与するため、町の成長戦略の柱として最も重要な役割を担っているためです。 ○このように観光を、中でも観光交流客数の6割を占める河津桜まつりを地域経済活性化の  核にして、町の豊富な食材を活かした食文化、生活文化の活用、自然、歴史・文化等の  観光資源の再発掘、新特産物(河津ブランド)の創出、余剰温泉の活用などを実現して、国・  県の進める観光イベントと連携した施策を重点的に展開することが重要です。 

○そのためには農林水産業、観光業、商工業すべてが連携し、力を合わせ、河津ブランドを  創出し、大都市のまつりなどのイベントへも参加するなど町のPRに努めていくことが大  切です。

○PRの拠点として、観光交流館がその役割を担っていますが、今後ともしっかりとした利  用計画のもとに施設運営を行い、他の施設についても、施設のあり方、必要性について地  区と観光関係者と協議し管理運営していくことが重要です。

○今後は、他地域との誘客競争の中で生き残っていくため、観光客のニーズに応えるサービ  スの改善や、ICT化の促進、インバウンド推進のためのサインの整備、観光通訳の養成、  多言語化した観光パンフレットの充実など、受け入れ体制の強化を図っていくことが大き  な課題です。

3 協働によるまちづくり

○社会の急激な変化に伴い、町民のニーズはますます多様化・複雑化しています。一方、地  方分権の進捗に伴い、自治体は自立と自己責任が問われています。自治体経営を考える  上で、このような町民のニーズに隅々まで応えることは、財政状況が一段と厳しさを増し  てきている状況の中で非常に難しくなりました。

○定住人口の増加、交流人口の増加 を図る諸施策を実現していくためには、 行政と地域の住民や団体、ボランティ

参照

関連したドキュメント

〔問4〕通勤経路が二以上ある場合

必要量を1日分とし、浸水想定区域の居住者全員を対象とした場合は、54 トンの運搬量 であるが、対象を避難者の 1/4 とした場合(3/4

第四次総合特別事業計画の概要.

燃料・火力事業等では、JERA の企業価値向上に向け株主としてのガバナンスをよ り一層効果的なものとするとともに、2023 年度に年間 1,000 億円以上の

建築基準法施行令(昭和 25 年政令第 338 号)第 130 条の 4 第 5 号に規定する施設で国土交通大臣が指定する施設. 情報通信施設 情報通信 イ 電気通信事業法(昭和

場会社の従業員持株制度の場合︑会社から奨励金等が支出されている場合は少ないように思われ︑このような場合に

この標準設計基準に定めのない場合は,技術基準その他の関係法令等に

この標準設計基準に定めのない場合は,技術基準その他の関係法令等に